ジャンパー膝と筋肉との関係〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉

2023年01月26日

こんにちは!

中野駅北口より徒歩7分の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

 

寒さが厳しくなって、ケガが起こりやすい季節になりました。

そこで、今回は「ジャンパー膝と筋肉の関係性」について書いていこうと思います。

 

 

ジャンパー膝とは?

ジャンパー膝とは、スポーツや過度な運動を行うことで、膝に慢性的な痛みが起こるスポーツ障害です。別名「膝蓋靭帯炎」とも呼ばれます。

ジャンパー膝はその名の通り、ジャンプ動作や着地などの動作を多く行う事で起こりやすいケガです。

特にバレーボールやバスケットボールなどの競技では「ストップアンドゴー」や「ジャンプ動作」が多く、膝に掛る負担が繰り返されることで「ジャンパー膝」を発症する事が多く見られます。

 

ジャンパー膝の原因

膝蓋骨(膝のお皿)の下にある膝蓋靭帯は、膝の曲げ伸ばしをスムーズに行う役割があります。

屈伸動作を繰り返し行うことで、膝蓋靭帯に過度な伸張ストレスが加わり、膝蓋骨に付着している筋肉(大腿四頭筋)も引き伸ばされることで、膝の上部(大腿四頭筋腱部)や下部(膝蓋骨と膝蓋靱帯が着く部分の下から3分の2)に痛みが生じます。

筋肉が引き伸ばされる原因になるのが筋肉の柔軟性の低下です。

筋肉の柔軟性が低下し、膝のクッション作用が働かなくなることで、膝への負担が直接加わりやすくなり、結果的にジャンパー膝になってしまいます。

ジャンパー膝はオーバーユース(使い過ぎ)によるものが殆どですが、他にも硬い地面でのトレーニング、履きなれていないシューズでの練習なども筋肉の柔軟性低下の原因になります。

ジャンパー膝の殆どは、膝の下部に痛みが生じること、10代に多く見られるという傾向があり、「オスグット・シュラッター病」と症状が似ているため、鑑別が必要です。

 

 

ジャンパー膝の対処法

アイシング

炎症を起こして熱を持っていることが殆どですので、氷嚢などで冷やす必要があります。

 

安 静

軽傷の場合はスポーツをすることが可能ですが、重傷化すると何もしていない状態でも痛みが生じるようになるので、初期段階での安静が大切です。

 

テーピングやサポーター

テーピングやサポーターは膝関節の保護や筋肉の補助の役割があります。痛みの増加予防や負担の軽減になります。

 

ストレッチ

筋肉が硬いと膝に負担がかかりやすくなります。予防や痛みの緩和にとても有効です。

 

まとめ

ジャンパー膝は、主に使い過ぎや筋肉の柔軟性が失われることで起こります。そのため、筋肉の柔軟性を高めたり、膝のケアがとても大切です。

スポルト鍼灸整骨院 中野店の施術者は全員が国家資格保持者です。お体の正しい使い方や、トレーニング方法、ストレッチ指導なども十分に行っています。

膝の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

テニス肘と筋肉の関係〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉

2022年12月2日

こんにちは!

中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

 

11月に入り、だんだん寒くなってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

寒くなってくると筋肉が硬くなりやすく、ケガもしやすい時期になってきます。

今回のテーマは「テニス肘と筋肉との関係性」について、筋肉の繋がりから、テニス肘とは何なのかを話をしていきます。

 

 

「テニス肘とは?」

テニス肘とは、その名の通りテニスプレーヤーに多く発生するスポーツ障害で、肘の外側(上腕骨外側上顆部)に痛みが出てくる疼痛性運動障害です。

テニスでの特有動作であるバックハンドストロークの動きを繰り返すことで、肘の外側に付着する筋肉(主に短橈側手根伸筋)の牽引力によって炎症が起こり、痛みが出てきます。

このケガはテニスをやっている人だけがなるケガではなく、日常生活の中や仕事中でも起こる可能性があります。

 

「テニス肘はどのような人に多いのか?」

●40代~50代の女性に多い

テニス肘はテニスをする人だけでなく、日常生活での動作でも起こります。

女性に多い理由は、買い物などで片手で重たい荷物を持つことや料理を作る時にフライパンや包丁などで腕を使うことが多くなるためです。

また年齢的にホルモンバランスが崩れて筋肉が硬くなりやすくなるため、肘に負担が加わりテニス肘の原因になります。

 

●テニスの初心者に多い

テニス肘は、まだ体の使い方が良く分かっていないテニス初心者に多く見られます。

ボールを身体全体で打ち返すのではなく、腕だけの力で打ってしまい、肘に負担がかかってテニス肘を引き起こします。

また普段から使わない筋肉を使うことにより、筋力がないため肘に負担がかかり、テニス肘になるリスクが高まります。

 

「どのような職業に多いのか?」

意外にもデスクワークの方にも多い傾向があります。

理由としては、キーボード入力をする際に前腕の筋肉が使われることにより、テニス肘になります。

また軽作業や単純作業で前腕の筋肉に負担が加わることでもテニス肘を引き起こします。

重たい荷物を持つ仕事の方にも多く見られるのはそのためです。

 

 

「まとめ」

テニス肘はテニスに関係なく、どのような方にでも発症する疾患です。

テニス肘にならないためにも、日ごろのケアが大切です。

ストレッチなど、筋肉の緊張をほぐしてテニス肘にならないような身体づくりを心掛けましょう。

テニス肘でお悩みの方は、是非一度スポルト鍼灸整骨院 中野店にご気軽にご相談ください。

顎関節症と肩こりの関係〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉

2022年11月30日

こんにちは。

中野区新井2丁目の「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

今回は「顎関節症と肩こりの関係」についてお話しします。

 

【顎関節症とは】

顎関節症とは、顎関節や咀嚼筋の痛み、顎関節の雑音、開口障害、ないし顎の運動異常などの総称を指します。

これらのうち、少なくとも1つ以上該当することが顎関節症の基準とされています。

したがって、咬み合わせの違和感、耳の異常、頭痛、画像検査による異常などでは顎関節症とは認められません。

 

近年では、日中・夜間のくいしばりが特に注目されています。

精神的なストレスは筋肉の緊張を引き起こし、咀嚼筋や顎関節の負担を増やしている恐れがあるなど、さまざまな要因が影響しあって引き起こしていると言われています。

日常でストレスをため込むことなく、顎周りの習慣や癖を自覚し、それらを意識的に無くしていくことは、顎関節症を改善する上で重要です。

 

 

【顎関節症と肩こりの関係】

肩こりはさまざまな要因で発生しますが、顎関節症も肩こりを起こす要因の一つとされています。

顎関節症による顎のズレは頭の位置を微妙に変化させるため、体全体の重心に狂いが生じます。

重心が変わると都度バランスをとろうとするので、頭の傾きや頸椎の並びにも変化が起きます。これが首や肩に付着している筋肉に負荷をかけ、肩こりを起こしています。

 

姿勢も肩こりにつながる大きな要因です。

よくあるのは顎が前方へ突き出た姿勢で、人によっては猫背で背中が丸まって見えたりします。

この姿勢は体への負荷が大きく、首や肩の筋肉を緊張させることで肩こりにつながっています。

顎関節症が発生することで噛み合わせにも変化が出ます。

噛み合わせが悪くなることで顎周りから肩周りの筋肉に負荷がかかるようになり、それが悪化していくと耳鳴り・めまい・目の充血や痛み・手足のしびれなどが起きる可能性も高くなります。

【まとめ】

顎関節症は不規則な生活の連続、疲労の蓄積などが要因となって起こります。

そこから肩こり、頭痛、耳鳴り、めまいなどにつながることも良くあります。

昨今なかなか同じ生活リズムで過ごすのは難しいですが、食事や睡眠をきちんと取ることで身体の回復につながるので、意識的に取り組むことが重要です。

また、顎関節症の改善には鍼施術も有効です。

顎関節症によって顎周囲や首肩の筋肉が硬くなっていくため、鍼によって血行を促し状態を緩和させることができます。

気になる方はぜひ一度ご相談ください。

 

睡眠不足と自律神経失調症〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉

2022年08月15日

こんにちは!

中野駅 北口徒歩7分のスポルト鍼灸整骨院 中野店です。

本日は『睡眠不足と自律神経失調症』についてお話をします。

 

 

自律神経失調症とは

自律神経失調症とは、身体が正常な状態を維持できるように機能している自律神経そのものが不調を起こし、その結果発生するさまざまな症状の総称を言います。

肩こり、冷え、食欲不振、胃腸の痛み、極度の疲労感など、身体の表面的なものから臓器など体内のものまで多岐に渡ります。

 

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれます。

交感神経は、身体が活動する時に優位に働き、副交感神経は身体が休息する時に優位に働きます。

これらがバランスを保つ事で、身体は恒常性を保っています。

しかし、どちらかが過剰に働くようになるとバランスを崩し、さまざまな不調(不定愁訴)が現れます。

昨今、自律神経失調症の大きな要因として、睡眠不足が関連していることが判ってきました。

 

睡眠不足がなぜ自律神経失調症を引き起こすか?

睡眠は身体のさまざまな機能を休ませ、リセットさせるために重要な働きを持っています。

具体的には、筋肉、内臓器、脳、神経などの機能です。

例えば、筋肉は日中の活動で常に使われているため、1日の中できちんと休息できる時間を設けないと疲労が溜まり、使い続けることができなくなります。

これは内臓器、脳、神経などにおいても同じです。

睡眠不足が起きると身体の機能は十分な休息が取れず、常に交感神経が働き続けている状態になります。

交感神経が働き続けると、当然もう一方の副交感神経は働く頻度が低下します。

副交感神経が働かない状態が続くと、副交感神経の機能そのものが低下していきます。

それによって身体が休まらない日々が続き、身体の至る所に不調が出るようになります。

 

逆も然りで、睡眠不足により体調を崩すと、今度は過剰に休息を取るようになります。

休息ばかりになると日中沢山寝てしまい、本来寝るべき夜の時間に目が覚めてしまうことになります。

これによって身体のサイクルが乱れて睡眠の質が落ちてしまい、睡眠不足につながってしまいます。

日中活動することが億劫になる、外に出る気力がない、ずっとベッドで寝ていたい、倦怠感が治まらないなど、副交感神経が強くなり過ぎて交感神経の働きを抑えてしまうようになります。

 

睡眠不足は、結果として交感神経と副交感神経両方に悪い影響を与えることになり、自律神経失調症を引き起こすことになります。

 

 

まとめ

自律神経失調症は急に発症するものでもなく、交感神経または副交感神経が過剰に働く状態が積み重なって起こります。

身体に影響が出始めた頃には既に症状が悪化していることが多いです。

無理な生活を続けないことが一番ですが、現代社会ではなかなか難しいのが実情です。

 

鍼灸治療はWHO(世界保健機関)によって多くの疾患への効果が認められています。

腰痛や肩こりだけでなく、自律神経系・婦人科系・循環器系など様々な症状でお悩みの方にお勧めできる治療法です。

また、施術を担当する鍼灸師も国家資格を保持していますので、どなたでも安心して施術を受けて頂けます。

自律神経失調症でお悩みの方は、是非一度ご相談下さい。

 

鵞足炎〈中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」〉

2022年08月8日

こんにちは!

中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

今回は『鵞足炎』について書いていこうと思います。

 

 

まず、鵞足炎とは?

まず鵞足とは、膝の内側にある筋肉の付着部で、外見がガチョウの足に似ているため「鵞足(がそく)」と呼ばれています。

鵞足炎はその鵞足が炎症を起こし、痛みが出る疾患です。

重症化すると痛みが長引いたり、完治した後も再発を繰り返すリスクが高いのも特徴です。

 

鵞足炎の原因

膝の使い過ぎ(オーバーユース)

鵞足炎の一番多い原因が使い過ぎ(オーバーユース)です。

特にマラソンやサッカーなどのスポーツに従事する方に多い傾向があります。

マラソンは長距離の走行や、脚を蹴り出す動作で膝の内側に負担が掛かり続ける結果、炎症を引き起こします。

サッカーではストップ&ゴーの動作や、ボールを蹴った後の脚を戻す動作で膝内側に負担が掛かり、炎症がおきます。

 

 

アライメント異常(X脚)

X脚とは、両膝が内側に折れ曲がってしまう状態です。

脛骨が内側に捻じれてしまうことで、膝が正面に向かず内側に向いてしまうため、膝内側の鵞足に負担が掛かりやすくなります。

 

筋肉の柔軟性の低下

鵞足には縫工筋、薄筋、半腱様筋の三つの筋肉が付いています。

それら三つの筋肉の柔軟性が低下すると、鵞足炎になるリスクが高まります。

また、太もも裏のハムストリングスや前にある大腿四頭筋の柔軟性が低下すると、それに連動して縫工筋、薄筋、半腱様筋の柔軟性も低下しやすくなります。

 

鵞足炎と筋肉との関係性

前述の通り、鵞足炎の主な原因は使い過ぎ(オーバーユース)です。

そのため、練習量を減らたり、安静にする事が第一です。

しかし、大会前などで練習が休めない時などに、重要になってくるのが筋肉の柔軟性です。

筋肉の柔軟性が低下していると鵞足への負担が強くなるため、お風呂でゆっくり温まったり、ストレッチで筋肉の柔軟性を取り戻す事が大切です。

また身体疲労が溜まると身体の柔軟性が低下してしまうため、リラックスして十分に休息を取る事も重要です。

 

 

鵞足炎は適切なケアをすることで、悪化を防ぐことが十分に可能です。

使い過ぎで起こることがほとんどであり、身体に対してのケアが重要です。

 

スポルト鍼灸整骨院 中野店の施術者は全員が国家資格保持者ですので、鵞足炎などのスポーツ障害やお怪我にも安心です。

お体の正しい使い方や、トレーニング方法、ストレッチ指導なども十分に行います。

お身体のお悩みは、何でもお気軽にご相談ください。

 

坐骨神経痛の鍼灸治療〈中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」〉

2022年08月2日

こんにちは。

中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

本日は『坐骨神経痛の鍼灸治療』についてお話しします。

 

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは、腰からお尻、脚の後面を走っている坐骨神経に痛みやシビレが出る状態を言います。

痛みやシビレは坐骨神経に沿って臀部から太ももかけて現れ、咳やくしゃみで強くなり、横になると軽快したりします。

主な原因は椎間板ヘルニアや加齢によって起こる脊柱管狭窄と言われています。

 

坐骨神経痛の多くは日常生活やスポーツで腰痛を起こし、繰り返すうちに急に悪化します。

例えば床にある重いものを持ち上げようとして突然腰に強い痛みを感じ、これをきっかけとして痛みが広がる事もあります。

 

 

鍼が坐骨神経痛の改善に期待が持てる理由

坐骨神経痛はヘルニアや脊柱管狭窄以外にも、体の冷えや腰周囲の筋肉の硬さが原因で痛みが出ることも多くあります。

日常生活でいえば、長時間座ったままになる、運動によって腰を酷使する、などが体の冷えや腰周囲の筋肉の硬さにつながります。

 

鍼灸治療はそのような症状の解消に有効です。

体の冷えている部分や硬くなっている部分に鍼を打つことで、そこに血液を集める働きがあります。

血液は酸素と栄養を豊富に含んでおり、冷えや硬さのある部分に多くの血液を集めることで、筋肉は柔軟性を取り戻し、冷えも解消されていきます。

神経は硬くなった筋肉に絞扼されて痛みを感じますので、筋肉の硬さがとれて神経にも酸素や栄養が行き届けば、痛みも治まっていくという原理です。

 

 

最後に

日常生活を送る中で、どうしても硬さや冷えは繰り返しすいものです。

そのため、定期的な鍼灸治療だけでなく、セルフケアも重要です。

「激しい運動を避ける」「こまめに姿勢を変え続ける」「なるべく重い物を無理やり持たない」など、腰に負担のかかる事を避ける事も大切です。

腰、お尻、太もものストレッチなども積極的に行い、筋肉を良い状態に保ってください。

 

スポルト鍼灸整骨院 中野店では、坐骨神経痛の施術も行っております。

坐骨神経痛でお困りの方は、是非一度ご相談下さい。

 

ランナー膝〈中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」〉

2022年07月28日

こんにちは!

中野駅北口から徒歩7分の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

今回は、ランニングをする人や走るスポーツに従事する人に多い怪我「ランナー膝」について書いていこうと思います。

 

ランナー膝とは?

ランナー膝とは、その名の通りランニングをする人や長距離ランナーに多い怪我です。

ランナー膝の特徴は、膝外側にある「腸脛靭帯」に炎症反応が起こり、膝外側に痛みが出る状態です。

長距離のランニングなどで「腸脛靭帯」が繰り返し膝関節外側に擦れ、摩擦力が加わることで靭帯に炎症が起こります。

 

 

ランナー膝の原因

● 練習やランニングでの使い過ぎ(オーバーユース)

● 筋肉の柔軟性の低下

● アスファルトなどの硬い地面でのランニング

● 運動前のウォームアップ不足

● アライメント異常(扁平足、O脚)

● 履きなれていない靴でのランニング

● 体重の重心がアンバランスなランニングフォーム

 

ランナー膝の原因としては上記のようなものが挙げられ、原因のほとんどが運動のやりすぎ、練習のし過ぎによるものです。

なるべくアスファルトなどの硬い地面での練習は避け、芝生やタータントラックなどの柔らかい地面で練習する方が膝への負担は減ります。

 

ランナー膝と関係する筋肉

ランナー膝の原因の1つに「筋肉の柔軟性の低下」と書きましたが、一体どこの筋肉かと言うと、臀部から始まり腸脛靭帯と連結している「大腿筋膜張筋」という筋肉です。

大腿筋膜張筋の柔軟性が低下することによって腸脛靭帯に摩擦力が加わりやすくなり、負担が増えることによって膝外側に痛みが出やすい状態になります。

他にも「大腿筋膜張筋」の周りについている筋肉の「大腿四頭筋の外側広筋」や「腸脛靭帯」の外側についている「大腿二頭筋」が硬くなることで「大腿筋膜張筋」も連動して硬くなりやすくなります。

このような事から、筋肉の柔軟性を高めるためにも、ランナー膝には定期的なストレッチが有効といえます。

 

 

まとめ

前述の通り、ランナー膝は主にオーバーユースによって起こることが殆どです。

大会が近いなど、練習がハードになったり、なかなか練習が休めない場合は、痛みを出さないためにも、ストレッチなどで身体の負担を溜めないことが大切です。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、効果的なストレッチ方法や怪我をしないための筋トレ方法などもご指導しております。

ランナー膝でお困りの方は、是非一度スポルト鍼灸整骨院 多磨店にご相談下さい。

 

眼精疲労の原因は血行不良⁈〈中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」〉

2022年06月14日

こんにちは。

中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

本日は「眼精疲労と血行不良の関係」についてお話をします。

 

★眼精疲労とは

眼精疲労とは、目の痛みや充血と共に視界がぼやけたり、目が霞んだり、まぶしく見えてしまうなどの症状が出てくる状態です。

吐き気や眩暈(めまい)などを伴う場合もあります。

状態が悪化してくると、首や肩の強いコリ、全身の倦怠感なども出てきます。

只の疲れ目であればしっかり休息を取ることで回復しますが、休息してもなかなか改善しない場合は眼精疲労の可能性があります。

 

 

最近はパソコンやスマートフォンによる作業の増加に伴い、近距離のものを長時間見るなど、目を酷使する環境が増えています。

これが近年、眼精疲労が急増している原因の1つです。

 

★血行不良は眼精疲労にどうつながるのか

眼精疲労になる根本的な要因として血行不良が考えられます。

なぜ血行不良が眼精疲労につながるのでしょうか?

 

血行不良は、姿勢の悪さや体のこわばりが続き、筋肉が圧迫されたり硬くなることが原因となります。

筋肉は血液から酸素や栄養を供給されることで正常な状態を保っています。

体が硬くなると血管が狭くなり、酸素や栄養の供給量が少なくなります。

これが血行不良と言われるもので、血行不良がさらに筋肉を硬くするという悪循環に陥ります。

 

特にパソコンやスマートフォンの多用は目を酷使するだけでなく、きちんと見える距離感を保つために首や肩にずっと力が入った状態を作り出します。

この蓄積が首や肩のコリを生み出し、眼につながる血管の通り道を狭くしてしまいます。

結果として酷使している眼や周辺の筋肉に充分な酸素や栄養が行き届かず、回復しないまま眼精疲労となってしまうのです。

★対策

眼精疲労の予防として

・首肩周りの筋肉をストレッチすること

・温めること

この二つが重要です。

 

筋肉をストレッチすることで、意図的に伸び縮みさせて柔軟性を高める事ができます。

血管の通り道も広くなり血行が良くなります。温めることで血行をより良くさせて筋肉に届ける酸素や栄養を増やすことができます。

アイマスクのように、蒸しタオルを直接眼に被せて温めることも有効です。

 

私たちは日々常にスマートフォンやパソコンを見ており、誰もが眼精疲労のリスクを抱えています。

眼は身の周りの様々な情報を得るためにとても重要な器官です。

もしかしたら眼精疲労かもしれない、眼精疲労に悩んでいる、そんな方は是非一度スポルト鍼灸整骨院 中野店にご相談ください。

 

美容鍼は頭皮にも効く?〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉

2022年05月20日

こんにちは!

中野区新井の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

本日は「美容鍼が頭皮に与える影響」についてお話しします。

 

美容鍼とは…

美容鍼とは顔に鍼を打つことで血行を促進し、顔全体の状態を整える施術方法です。

硬くなった筋肉に刺激を与えてコラーゲンの生成を活性化し、本来の柔らかく張りのある肌への改善が期待できます。

また直接顔に鍼を打つことで、お体全体の免疫力や治癒力の向上にも繋がります。

 

 

美容鍼と頭皮の関係

美容鍼は顔のたるみやニキビなど、顔まわりの様々な症状に対しての改善が期待できます。

また顔周りだけでなく、頭皮にも良い影響を与えると言われています。

では、頭皮の状態が改善されると何が変わってくるのでしょうか?

 

一つは頭痛の改善です。

 

頭痛の主な原因は首や肩の凝りと考えられており、首や肩の血行が悪くなると血液に含まれる酸素や栄養素が頭部全体に行き届かなくなり、頭痛を起こします。

この頭痛をより悪化させてしまう要因として考えられるのが頭皮の硬さです。

皮膚には多くの血管が走っており、張りや硬さが生まれると皮膚血管の血流が悪くなってしまいます。

酸素や栄養素の供給量がさらに減ってしまうため、頭痛を悪化させてしまうこともあります。

美容鍼では頭皮にも鍼を打つことで皮膚の硬さを取り除き、皮膚血管の血行改善へと繋げていきます。

 

 

もう一つは、目の疲れの改善です。

 

頭皮は前方でおでこや目の周りの皮膚と繋がっており、頭皮に張りや硬さが出てくると、目の周りの動きが悪くなります。

目の周りには、目をつぶったり開いたりするための筋肉があります。

皮膚の動きが悪くなると深部の筋肉の動きを悪くさせ、目の周りの筋肉や神経を疲れさせてしまいます。

美容鍼では頭皮の硬さを取ることで目の周りの動きも改善し、疲れが溜まりにくくすることが期待できます。

 

まとめ

頭皮は疲労やストレスなどで硬くなり、頭痛の悪化や目の疲れ誘発します。

日常生活で頭皮の硬さに気付くことはなかなかありません。

美容鍼では主に顔周りの症状を改善させますが、頭皮や首周りにも同時アプローチすることで、頭痛や目の疲れの軽減にも繋がります。

日常の疲れからくるこれらの症状も、美容鍼によって改善が期待できます。

ぜひ一度お試し下さい。

 

アキレス腱炎と筋トレ〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉

2022年05月20日

こんにちは!

中野駅北口徒歩7分の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

5月に入り気温も高くなってきました。新生活にも慣れてきた頃だと思います。

 

今回は「アキレス腱炎と筋トレ」というテーマで書いていこうと思います。

 

 

アキレス腱炎とは?

アキレス腱は人体で一番大きな腱で、ヒラメ筋や腓腹筋が折り重なってできています。

その役割は腓腹筋やヒラメ筋の筋力を踵(かかと)に伝えることで、歩行や跳躍(バネのような動作)が可能になります。

 

アキレス腱炎とは、一般的に過度な運動を行うことでアキレス腱に繰り返しの摩擦力や牽引力が加わり炎症が起きた状態です。

陸上、ランニング、サッカー、バスケットボール、剣道などのスポーツに多いのが特徴です。

 

アキレス腱炎は「アキレス腱炎」「アキレス腱周囲炎」「アキレス腱滑液包炎」の3つに分類されます。

●アキレス腱炎

その名の通り、アキレス腱に牽引力や摩擦力が加わり炎症が起こります。

 

●アキレス腱周囲炎

アキレス腱を覆っている「パラテノン」という膜に牽引力や摩擦力が加わり炎症が起こります。

 

●アキレス腱滑液包炎

アキレス腱は踵骨(かかと)に付着しており、その付近にある「滑液包」という袋のような組織に牽引力や摩擦力が加わり炎症が起こります。

 

アキレス腱炎の原因

アキレス腱炎の原因には、主に以下の様なものが挙げられます。

・使い過ぎ(オーバーユース)

・凹凸の路面でのランニング

・腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱の柔軟性の低下

・股関節の可動域制限または股関節外旋位(ガニ股)

・アライメント異常(偏平足、O脚、X脚)

・ヒールやパンプスなど踵の高い靴によってアキレス腱に負担かかりやすくなる。

 

特に偏平足、O脚、X脚などのアライメントの異常は、先天的な異常もありますが、筋力不足によって後天的に異常を引き起こします。

なるべく扁平足にならないように足指を使う歩行や筋トレが必要です。

また股関節が外旋位なっているとアキレス腱の内側に負担がかかりやすくなるため、股関節の内転筋の筋トレをする必要があります。

いずれにしろ、基本的にアキレス腱炎はオーバーユースで起こることが多いので、筋トレやストレッチなど筋肉のケアがとても重要です。

 

 

まとめ

新学期から部活などで新しくスポーツを始める時期には「アキレス腱炎」などの使い過ぎ(オーバーユース)によるケガが増えてきます。

アキレス腱炎の予防には、筋肉の柔軟性を高めるためのストレッチなどのケアが必要です。

負担を蓄積させないことも重要です。

スポルト鍼灸整骨院 中野店では、アキレス腱炎に有効なストレッチや筋トレの方法などもご指導しておりますので、アキレス腱炎にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

 


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