ランナー膝〈中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」〉
2022年07月28日
こんにちは!
中野駅北口から徒歩7分の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。
今回は、ランニングをする人や走るスポーツに従事する人に多い怪我「ランナー膝」について書いていこうと思います。
ランナー膝とは?
ランナー膝とは、その名の通りランニングをする人や長距離ランナーに多い怪我です。
ランナー膝の特徴は、膝外側にある「腸脛靭帯」に炎症反応が起こり、膝外側に痛みが出る状態です。
長距離のランニングなどで「腸脛靭帯」が繰り返し膝関節外側に擦れ、摩擦力が加わることで靭帯に炎症が起こります。
ランナー膝の原因
● 練習やランニングでの使い過ぎ(オーバーユース)
● 筋肉の柔軟性の低下
● アスファルトなどの硬い地面でのランニング
● 運動前のウォームアップ不足
● アライメント異常(扁平足、O脚)
● 履きなれていない靴でのランニング
● 体重の重心がアンバランスなランニングフォーム
ランナー膝の原因としては上記のようなものが挙げられ、原因のほとんどが運動のやりすぎ、練習のし過ぎによるものです。
なるべくアスファルトなどの硬い地面での練習は避け、芝生やタータントラックなどの柔らかい地面で練習する方が膝への負担は減ります。
ランナー膝と関係する筋肉
ランナー膝の原因の1つに「筋肉の柔軟性の低下」と書きましたが、一体どこの筋肉かと言うと、臀部から始まり腸脛靭帯と連結している「大腿筋膜張筋」という筋肉です。
大腿筋膜張筋の柔軟性が低下することによって腸脛靭帯に摩擦力が加わりやすくなり、負担が増えることによって膝外側に痛みが出やすい状態になります。
他にも「大腿筋膜張筋」の周りについている筋肉の「大腿四頭筋の外側広筋」や「腸脛靭帯」の外側についている「大腿二頭筋」が硬くなることで「大腿筋膜張筋」も連動して硬くなりやすくなります。
このような事から、筋肉の柔軟性を高めるためにも、ランナー膝には定期的なストレッチが有効といえます。
まとめ
前述の通り、ランナー膝は主にオーバーユースによって起こることが殆どです。
大会が近いなど、練習がハードになったり、なかなか練習が休めない場合は、痛みを出さないためにも、ストレッチなどで身体の負担を溜めないことが大切です。
スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、効果的なストレッチ方法や怪我をしないための筋トレ方法などもご指導しております。
ランナー膝でお困りの方は、是非一度スポルト鍼灸整骨院 多磨店にご相談下さい。