テニス肘と筋肉の関係〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉

2022年12月2日

こんにちは!

中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

 

11月に入り、だんだん寒くなってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

寒くなってくると筋肉が硬くなりやすく、ケガもしやすい時期になってきます。

今回のテーマは「テニス肘と筋肉との関係性」について、筋肉の繋がりから、テニス肘とは何なのかを話をしていきます。

 

 

「テニス肘とは?」

テニス肘とは、その名の通りテニスプレーヤーに多く発生するスポーツ障害で、肘の外側(上腕骨外側上顆部)に痛みが出てくる疼痛性運動障害です。

テニスでの特有動作であるバックハンドストロークの動きを繰り返すことで、肘の外側に付着する筋肉(主に短橈側手根伸筋)の牽引力によって炎症が起こり、痛みが出てきます。

このケガはテニスをやっている人だけがなるケガではなく、日常生活の中や仕事中でも起こる可能性があります。

 

「テニス肘はどのような人に多いのか?」

●40代~50代の女性に多い

テニス肘はテニスをする人だけでなく、日常生活での動作でも起こります。

女性に多い理由は、買い物などで片手で重たい荷物を持つことや料理を作る時にフライパンや包丁などで腕を使うことが多くなるためです。

また年齢的にホルモンバランスが崩れて筋肉が硬くなりやすくなるため、肘に負担が加わりテニス肘の原因になります。

 

●テニスの初心者に多い

テニス肘は、まだ体の使い方が良く分かっていないテニス初心者に多く見られます。

ボールを身体全体で打ち返すのではなく、腕だけの力で打ってしまい、肘に負担がかかってテニス肘を引き起こします。

また普段から使わない筋肉を使うことにより、筋力がないため肘に負担がかかり、テニス肘になるリスクが高まります。

 

「どのような職業に多いのか?」

意外にもデスクワークの方にも多い傾向があります。

理由としては、キーボード入力をする際に前腕の筋肉が使われることにより、テニス肘になります。

また軽作業や単純作業で前腕の筋肉に負担が加わることでもテニス肘を引き起こします。

重たい荷物を持つ仕事の方にも多く見られるのはそのためです。

 

 

「まとめ」

テニス肘はテニスに関係なく、どのような方にでも発症する疾患です。

テニス肘にならないためにも、日ごろのケアが大切です。

ストレッチなど、筋肉の緊張をほぐしてテニス肘にならないような身体づくりを心掛けましょう。

テニス肘でお悩みの方は、是非一度スポルト鍼灸整骨院 中野店にご気軽にご相談ください。