ジャンパー膝と筋肉との関係〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉
2023年01月26日
こんにちは!
中野駅北口より徒歩7分の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。
寒さが厳しくなって、ケガが起こりやすい季節になりました。
そこで、今回は「ジャンパー膝と筋肉の関係性」について書いていこうと思います。
ジャンパー膝とは?
ジャンパー膝とは、スポーツや過度な運動を行うことで、膝に慢性的な痛みが起こるスポーツ障害です。別名「膝蓋靭帯炎」とも呼ばれます。
ジャンパー膝はその名の通り、ジャンプ動作や着地などの動作を多く行う事で起こりやすいケガです。
特にバレーボールやバスケットボールなどの競技では「ストップアンドゴー」や「ジャンプ動作」が多く、膝に掛る負担が繰り返されることで「ジャンパー膝」を発症する事が多く見られます。
ジャンパー膝の原因
膝蓋骨(膝のお皿)の下にある膝蓋靭帯は、膝の曲げ伸ばしをスムーズに行う役割があります。
屈伸動作を繰り返し行うことで、膝蓋靭帯に過度な伸張ストレスが加わり、膝蓋骨に付着している筋肉(大腿四頭筋)も引き伸ばされることで、膝の上部(大腿四頭筋腱部)や下部(膝蓋骨と膝蓋靱帯が着く部分の下から3分の2)に痛みが生じます。
筋肉が引き伸ばされる原因になるのが筋肉の柔軟性の低下です。
筋肉の柔軟性が低下し、膝のクッション作用が働かなくなることで、膝への負担が直接加わりやすくなり、結果的にジャンパー膝になってしまいます。
ジャンパー膝はオーバーユース(使い過ぎ)によるものが殆どですが、他にも硬い地面でのトレーニング、履きなれていないシューズでの練習なども筋肉の柔軟性低下の原因になります。
ジャンパー膝の殆どは、膝の下部に痛みが生じること、10代に多く見られるという傾向があり、「オスグット・シュラッター病」と症状が似ているため、鑑別が必要です。
ジャンパー膝の対処法
アイシング
炎症を起こして熱を持っていることが殆どですので、氷嚢などで冷やす必要があります。
安 静
軽傷の場合はスポーツをすることが可能ですが、重傷化すると何もしていない状態でも痛みが生じるようになるので、初期段階での安静が大切です。
テーピングやサポーター
テーピングやサポーターは膝関節の保護や筋肉の補助の役割があります。痛みの増加予防や負担の軽減になります。
ストレッチ
筋肉が硬いと膝に負担がかかりやすくなります。予防や痛みの緩和にとても有効です。
まとめ
ジャンパー膝は、主に使い過ぎや筋肉の柔軟性が失われることで起こります。そのため、筋肉の柔軟性を高めたり、膝のケアがとても大切です。
スポルト鍼灸整骨院 中野店の施術者は全員が国家資格保持者です。お体の正しい使い方や、トレーニング方法、ストレッチ指導なども十分に行っています。
膝の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。