偏頭痛と睡眠不足の関係〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉

2023年01月26日

こんにちは。

スポルト鍼灸整骨院 中野店です。

本日は「偏頭痛と睡眠不足」の関係についてお話をします。

 

 

偏頭痛とは…

ズキンズキンと痛む頭痛で、その多くは頭部の片側に出ます。

めまいや吐き気を伴い、光や音の刺激によって状態が悪化するのも特徴のひとつです。

症状が重くなると、日常生活にも支障が出るようになり、仕事を休まざるを得ないような状況になる事もあります。

偏頭痛の前兆として、視界の中にチカチカ・ギラギラするものが出てきたり(閃輝暗点:せんきあんてん)、手足のしびれや脱力を感じたり、言葉を発しにくくなるような状態が出てきます。

これらのような症状は脳卒中のリスクにもなり得るので、注意が必要です。

 

 

偏頭痛と睡眠不足の関係

偏頭痛が発生する要因として、まず睡眠不足が挙げられます。

睡眠は身体の休息に不可欠なものです。睡眠によって身体の疲労が回復し、日々の生活を健康に過ごすことが出来るのです。

 

睡眠不足によって偏頭痛が発生するのはなぜなのでしょうか?

 

睡眠不足になると、根本的に身体を回復する時間が少なくなります。

疲労が筋肉に蓄積する事で次第に筋肉が硬くなり、筋肉の中を通っている血液の循環が悪くなっていきます。

血液には酸素や栄養が豊富に含まれているため、血液が全身に行き渡ることで疲労が回復していきます。

睡眠不足は酸素や栄養を全身に運ぶことが出来なくなるため、普段活動している日中に急激な眠気に襲われたり、睡眠時に寝付きが悪くなったり、寝ても睡眠が浅くなって途中で目が覚めてしまったり、睡眠の質が大きく崩れてしまいます。

睡眠不足が疲労過多な身体をつくり、疲労過多になった身体がさらなる睡眠不足をつくるという悪循環が出来上がります。

このような状態になると、特に回復が必要な首や肩や頭部に異常が出るようになります。この結果が偏頭痛なのです。

 

まとめ

偏頭痛を少しでも減らすためには、生活リズムを乱さず、規則正しい生活を心掛ける事が重要です。

仕事のサイクルなどによって同じリズムを作りにくい場合は、まずは毎日同じ量の睡眠をとる事で身体が睡眠時間を記憶してくれるようになります。

そこから少しずつ、同じタイミングで睡眠に入れるようにすると良いでしょう。

また、偏頭痛の緩和には鍼灸治療も効果的です。身体の血行促進や筋肉の硬さの緩和にもつながりますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。