頭痛の原因は自律神経の乱れ?〈中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」〉

2022年01月24日

こんにちは。

中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。

本日は「頭痛と自律神経の関係」についてお話していきます。

 

 

頭痛の種類

頭痛は「緊張型頭痛」と「偏頭痛」に大きく2種類に分かれます。

緊張型頭痛は、主に後頭部から首、肩甲骨あたりにかけての筋肉が固くなることで生じる頭痛です。

頭痛の70〜90%を占めていると言われ、締めつけられるような痛みや再発しやすいことが特徴です。

編頭痛は吐き気や嘔吐を伴うことが多く、拍動のリズムで痛みが出る頭痛です。

目がチカチカするような前駆症状が起きることもあり、緊張型頭痛に比べて痛みが強いのが特徴です。

 

頭痛と自律神経の関係

頭痛は主に筋肉の疲労や精神的なストレスが原因とされていますが、それには自律神経の乱れが関係しています。

 

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類に分けられます。

交感神経は私たちが日々様々な活動をする際に高まり、逆に副交感神経は身体を休める時に高まります。

この二つがバランスを取ることで体が良い状態を保っています。

 

しかし、食事や睡眠など日常生活のリズムが乱れると、自律神経にも悪い影響が出ます。

本来活動をしている日中に異常な眠気に襲われたり、就寝時間になっても目が冴えてなかなか眠れない、夜に何度も目が覚めてしまう、などが起こります。

 

自律神経に乱れが生じると、体の疲れを回復する力も弱くなって、疲労から筋肉が硬くなります。

この硬さが首肩周辺の筋肉に出たものが、いわゆる首こり・肩こりです。

また首や肩の筋肉が硬くなると、脳に血液が酸素や栄養を運びにくくなって頭痛が起こります。

また、体の疲れが回復できなくなることで、精神的な疲れも引き起こします。

いつもダルい、何だか体が重い、スッキリした気分にならない、慢性疲労のような状態です。

生活や仕事に対する意欲も下がって周囲から受けるストレスが増え、ストレスが更に自律神経の乱れを引き起こして体の疲れを増悪させます。

これが首肩周りに出現して、頭痛へとつながっていきます。

自律神経のバランスを整えておくことは、頭痛を減らすためにも大切なことです。

 

 

どんな対処が必要か?

対処法は至ってシンプルです。

まずは食事や睡眠など、日常生活を規則正しくすること、きちんと休息の機会を作ることです。

生活リズムの乱れは自律神経に大きく影響します。

活動と休息、どちらも過度にせず、自律神経のバランスを良い状態に保って下さい。

 

中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」では、鍼灸による自律神経の調節を行っています。自律神経の乱れから来る不定愁訴にお悩みの方は、是非一度ご相談ください。