EMSは肩こりに有効か?〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉

2021年02月26日

こんにちは!

スポルト鍼灸整骨院 中野店です。

今回はEMS(楽トレ)について、またEMSがなぜ肩こりに有効なのかを説明していきます。

EMSとは?

EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略語であり、電気的筋肉刺激運動を意味しています。外部から電気信号で筋肉を動かし、身体を動かさずに筋力トレーニングができる機械です。

EMSと言っても一般の方にはあまり馴染みのない機械だと思います。

よくテレビショッピングなどで

 

「寝ながら筋トレ!」

「あまり運動が得意ではない方でも大丈夫!」

 

という風に、よく紹介されていますね。

そのEMSが肩こりに有効なのは「インナーマッスル」を鍛えることができるからです。

 

「インナーマッスル」「アウターマッスル」の違い

アウターマッスルとは身体の表層に近い筋肉です。力こぶ、腹筋、背筋といった皆さんにもお馴染みの筋肉がアウターマッスルです。

マシンやダンベルなど、負荷が強い筋力トレーニングでは主にアウターマッスルを中心に鍛えることができます。

インナーマッスルとは身体の奥にある筋肉の総称です。インナーマッスルは体積が小さく、関節を補強するための筋肉と思って頂ければいいと思います。

インナーマッスルは、姿勢を保持したり、バランスを保つために必要な筋肉で、「姿勢保持筋」と言われています。

またインナーマッスルはアウターマッスルと比べて筋力が弱く、鍛えにくいのも特徴的です。

強い負荷での筋力トレーニングではアウターマッスルに負荷をかけてしまうため、効果的にインナーマッスルをことが出来ません。

インナーマッスルを鍛えるためには、軽い負荷で高回数行うことが重要です。

なぜ肩こりに有効的なのか?

肩こりの原因の一つは、インナーマッスルが弱いために姿勢を保持する力が弱く、デスクワークなどでだんだんと姿勢が悪くなり、そのままの悪い姿勢で作業を続けることで肩周りに負担がかかり、それが蓄積されることで起こります。

肩周りで一番硬くなりやすい筋肉は「僧帽筋」です。

僧帽筋はアウターマッスルで、マッサージなどで緩めることが出来ますが、その下のインナーマッスルにまでアプローチすることが難しく、「奥にあるだるさが取れない」 「まだ奥に痛みがある」などの症状の原因になります。

EMSは手技でアプローチ難しいインナーマッスルに直接アプローチし、同時に鍛えることができるため、固くなった筋肉を緩めて姿勢の改善につながるため、肩こりに有効に働きます。