おでこ周辺の頭痛の原因と改善方法〈スポルト鍼灸整骨院 中野店〉

2021年02月16日

こんにちは!

中野駅北口から徒歩7分のスポルト鍼灸整骨院 中野店です。

今回はおでこ周辺の頭痛の〈原因と改善方法〉についてお話しします。

 

おでこ周辺の頭痛の原因

おでこ周りには前頭筋(ぜんとうきん)や雛眉筋(すうびきん)といった筋肉があり、それらが硬くなることで血行不良を起こします。

すると、脳が血流が悪いことを感知し血流を強くします。

その結果、頭部の血管が拡張され頭痛が発生します。

頭痛の原因は様々ですが、日々のストレスや仕事などにより筋肉が緊張してしまうことで頭痛が起こる場合もあります。

今回はそういったおでこ周囲の頭痛を改善できるセルフケアの話をしていきます。

 

眉毛つまみ

眉毛の上下の皮膚をつまみ、それを前に引っ張るようにします。

眉毛の外側、真ん中、内側の三か所を痛気持ちいいぐらいの強さで5秒間ずつ引っ張り、それを1セットとします。

外、中、内の順番は特にありませんが1回3セットを一日に3回くらい行って下さい。

耳体操

1.耳を上下左右に引っ張る

つまみ方は痛気持ちいいくらいの強さで、同じ方向に2回ずつ5秒間引っ張るのを上下左右行います。

2.耳を回す

前回し、後ろ回しを10回ずつ2セット行います。

1,2ともに一日3~4セットやるようにするといいです。

今マスクが外せない世の中になっている為、耳周りに負担がかかっている人が多いと思います。顔のたるみにも影響しますので、気になる方はしっかり行うといいでしょう。

頚部ストレッチ

1.前屈

両手を後頭部で組むようにしてそのまま首を前に倒し、両手で少し押すようにします。

20秒間倒すようにしましょう。首の後ろが伸びている感じや、痛気持ちいい感じがあればOKです。

2.側屈

首を横に倒し倒した側の手で反対側の頭を抑えます。同じく20秒倒すのを左右やるようにしてください。

(例)右に倒した場合は右手で左の側頭部を押さえます。

1,2ともに2回ずつ行うことを1セットで一日3~4回やるようにしましょう。

※頚部のストレッチを行っている最中に、腕に痺れや違和感が出てくる場合は中止してください。頚部ヘルニアや胸郭出口症候群、神経根障害などが考えられるため、専門病院などを受信することをお勧めします。

 

セルフケアをした際に悪化、変化がない場合に考えられること

膿症(ちくのうしょう)

蓄膿症の場合は、出てくる痛みが拍動性(心臓がドクドクするのと同じような感じ)であったり鼻が詰まっている、ドロッとした鼻水が出てくる、歯のあたりが痛むなど、頭部だけでなく顔面のいろいろなところに症状が現れることがあります。

蓄膿症の場合はストレッチをしても変化が出ません。

その場合は耳鼻科などの専門病院を受診する事をお勧めします。

 

偏頭痛(へんずつう)

おでこだけでなく、頭部の他の場所にも痛みや違和感があり、ストレッチをした後に悪化する可能性があります。

頭痛が出る前には閃輝暗点(せんきあんてん)という見ている視界の中にキラキラしたものが見えてくるという症状が現れたりします。

こちらの場合も一度専門病院等で状態の確認をすることをお勧めします。