慢性的な腰痛に効果的なツボとは!?
2020年12月16日
皆さんこんにちは!
中野区新井のスポルト鍼灸整骨院 中野店です。
今回は慢性的な腰痛に効果的な「ツボ」についてお話しします。
そもそもツボとは何なのか?
東洋医学では経絡(けいらく)というものがあり、その経絡は頭から手足の指先まで体の隅々まで循環しています。
その流れ上に点在しているものを「ツボ」といいます。
つぼの数は体全体で約700個もあります!!
例えば、巡っている経絡が山手線だとすると、そこに点在している駅がつぼです。
電車でトラブルが起きてしまうと遅延が発生します。
そうすると人の移動が滞ってしまい、駅や電車の中が満員になってしまいますよね?
経絡も同じでこの滞り(とどこおり)が起こってしまうことで、様々な不調を起こしてしまいます。
腰痛もそのようなう原因から起こるものがあります。
そのような腰痛に効果のあるツボについて話していきます。
腰痛に効果のあるツボと押し方
①委中(いちゅう)
場所は膝の後ろで 軽く膝を曲げた時にできるシワの真ん中になります。腰痛、ふくらはぎのむくみといった腰から下肢の症状に効果があります。
②承山(しょうざん)
場所はアキレス腱の真ん中を指で下(足関節)から上(膝)に向かってなぞっていくと、ふくらは ぎの筋肉のちょうど真ん中の位置で指が引っ掛かり止まるようなところがあります。そこ承 山です。下腿のむくみやだるさ、腰の痛みやだるさなどに効果があります。
③太衝(たいしょう)
場所は足の甲で、親指と人差し指の間を足関節に向かって指でなぞっていくと、指がひっか かり止まるところがあります。そこが太衝です。腰部を前屈する時に辛い、腰の痛み、重さ がある時に効果があります。
ツボそれぞれの押し方
①承山、委中の場合は手の指で腹の部分を使いツボを中心にぐるぐる回すように押します。
②太衝は指の腹と爪の間位の部分を使い、ツボを中心として骨の隙間を上下に擦るように、指 を動かすように押します。
ツボを押す時の強さと回数
痛いぐらい押してしまうと返って揉み返しを起こすことがあります。押して気持ちがいいくらいにしておくのが望ましいです。
回数は1セット20回ぐらいで、腰が痛いときはもちろんですが、腰が痛くないときでも1日2セットは、やったほうが効果的です。
いずれにしろ、ポイントは痛くなるまでやらないことです。
終わった後の注意点
経絡の滞りが取れてくると血流が良くなります。
体の老廃物が外に出ようとしてトイレが近くなったりすることがあります。
体内の水分量が減ると体がだるくなる恐れがありますので、こまめな水分補給を忘れないようにしてください。