哲学堂公園でテニス!サーブ時に肘が痛い原因と解決策
2026年05月25日
【執筆者/スポルト鍼灸整骨院 中野店院長 大石泰範(柔道整復師:厚生労働大臣認可国家資格)】
【専門家による医学的見直し日/2026年7月30日】
サポーターを手放せないテニスプレイヤーへ。長引く「肘の痛み」を改善へと導く5つのQ&A
Q1. サーブや強いスピンを打つ時だけ、なぜ肘の外側に激痛が走るのですか?
A1. 肘の使いすぎではなく、背中や骨盤の硬さによる「手打ち」が原因で、肘に過剰な負担が集中しているからです。
体幹がうまく使えないと、腕の力だけで無理やりラケットを振ることになります。その結果、インパクトのたびに肘の筋肉の付着部に凄まじい牽引力がかかり、微小な断裂と炎症(テニス肘)を引き起こしてしまうのです。
Q2. レントゲンでは「異常なし」と言われました。なぜ痛みが続くのでしょうか?
A2. レントゲンは骨の形しか写らず、痛みの本当の引き金である「筋肉の癒着や身体の歪み」は写らないからです。
病院の検査でわかるのは骨折などの構造の破壊だけです。サポーターや注射は一時的に痛みを隠す防水テープのようなもので、根本的なスイング動作の崩れを直さない限り、ラケットを振ればまた再発してしまいます。
Q3. 根本改善のために、こちらの整骨院では具体的にどんな施術をするのですか?
A3. 「骨盤矯正」「筋膜リリース」「神経調整(鍼灸)」の3つを組み合わせ、全身の連動性を正常化します。
骨盤で力強いスイングの土台を作り、筋膜リリースで肩甲骨から腕にかけての動きを滑らかにします。さらに鍼灸で過敏になった神経を鎮めることで、肘だけに負担が集中しない、痛みにくい身体構造へと根本から作り変えるアプローチをします。
Q4. 週末の試合に復帰したいのですが、どのくらいの期間や回数通えば良くなりますか?
A4. 通常、約2〜3ヶ月で再発しない安定した状態を目指すのが一般的な目安です。
比較的早い段階で「インパクトの瞬間の痛みが減った」と実感される方が多いです。ただし、身体に正しい連動性を完全に定着させるには一定の期間が必要です。
Q5. 肘の痛みの治療に、整骨院での健康保険は使えないのでしょうか?
A5. はい、長年のスイングの癖などが原因となる慢性的なテニス肘は、法律上、健康保険の適用外(自費診療)となります。
保険が使えるのは骨折や捻挫などの「急激なケガ」に対する局所的な処置のみと定められています。当院では、肘だけでなく原因となっている骨盤や背中など全身に制限なくアプローチし、確実な競技復帰をサポートするために自費診療をご提案しています。

サポーターを巻き、長期間休養しても、なぜサーブやスピンを打つ瞬間の肘の激痛は再発するのでしょうか?
それは、肘の炎症という「結果」だけを薬で抑え込み、手打ちスイングを強制している「体幹や肩甲骨の機能低下」を放置しているからです。
インパクトの瞬間に肘の外側から前腕にかけて、まるで電流が走ったかのような「ズキッ」という鋭い痛みが突き抜け、思わずラケットを落としそうになる。フォアハンドで強烈なトップスピンをかけようと手首を巻き込んだ際にも、同様の激痛が走り、ボールはネットを越えずに失速してしまう……。
このような症状で中野駅北口周辺の整形外科を受診された方も多いはずです。
そこで「上腕骨外側上顆炎(テニス肘)」と診断され、ステロイド注射を打ち、専用のポーターを巻き、数週間の安静を命じられる。しかし、痛みが引いたと安堵してコートに戻り、ラケットを全力で振った途端、再びあの痛みが蘇る。
「注射を打っても1ヶ月で痛みが戻ってしまった」
「サポーターを外すのが怖くて、思い切り振り抜けない」
という切実な声は、決してあなただけのものではありません。
なぜなら、湿布や痛み止めの処置は、悲鳴を上げている肘の「火消し」に過ぎないからです。
日々、多くの競技プレイヤーと向き合う国家資格保持者(柔道整復師・鍼灸師)としての臨床経験から申し上げます。そもそもなぜ肘だけが悲鳴を上げなければならなかったのかという「根本的なエラー」には、一切アプローチできていないからです。
運動連鎖の崩壊が招く悲劇。テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の専門的メカニズム
なぜ、サーブやトップスピンという特定の動作で、肘の外側に激痛が走るのか。単なる「使いすぎ(オーバーユース)」という曖昧な言葉では片付けられない、解剖学・生理学・運動学に基づく真のメカニズムを紐解いていきましょう。
テニス肘の正式名称である「上腕骨外側上顆炎」は、手首を反らしたり、指を伸ばしたりする筋肉群(短橈側手根伸筋や総指伸筋など)が、肘の外側の骨の出っ張り(外側上顆)に付着する部分で、過剰な牽引力によって微小な断裂と炎症を起こしている状態を指します。
しかし、医学的な視点で全身の動作を分析すると、痛みの発生源は「肘そのもの」には存在しません。テニスの強烈なショットは、足底から得た床反力を、下半身、骨盤の回旋、胸椎(背骨)のしなり、そして肩甲骨から腕へと伝達していく「キネティックチェーン(運動連鎖)」によって生み出されます。この連鎖が完璧であれば、末端にある肘や手首には最小限の負担しかかかりません。
問題は、日々のデスクワークや長時間のスマホ操作、あるいは過去のケガなどによって、身体の土台である「骨盤の歪み」や、上半身の要である「胸椎の伸展制限(猫背)」が生じている場合に起こります。
背骨がロックされ、体幹の回旋エネルギーが作れなくなると、身体は本能的にそのパワーロスを補おうとします。その結果引き起こされるのが、末端の関節を過剰に働かせる「手打ち」という代償動作です。体幹が使えないまま、肩甲骨周辺の筋膜も癒着して固まっていると、腕の振りだけで強烈なサーブのプロネーション(回内動作)を行ったり、フォアハンドで無理やりラケットヘッドを走らせるワイパースイングを行ったりすることになります。
このとき、肘の外側に付着する細い筋肉(短橈側手根伸筋など)には、本来想定されている何倍もの凄まじい牽引ストレストレスが、インパクトのたびにかかり続けます。結果として、筋肉の付着部が限界を迎えて引き裂かれ、強烈な痛みを放つ炎症状態に陥るのです。
対症療法の限界。なぜサポーターや注射では「根本解決」にならないのか
この運動力学の連鎖を理解すれば、湿布や注射、サポーターといった局所的なアプローチが、いかに根本的な解決から遠いかがお分かりいただけるはずです。
痛む肘にステロイド注射を打つ行為は、傾いた軟弱な地盤の上に建つ家で、壁に入ったヒビ割れをパテで綺麗に埋めているようなものです。一時的にヒビは見えなくなりますが、家の傾きは一切直っていません。サポーターを強く巻くのも、ヒビが広がらないように外からテープで固定しているだけであり、手打ちスイングという根源的な負荷はかかり続けています。
そのままコートに立ち、以前と同じ歪んだ身体でサーブを打ち続ければ、パテで埋めた壁は再び、いや、以前よりもさらに酷く割れてしまうのは、物理的な必然なのです。これが、対症療法を繰り返してもテニス肘が治らず、慢性化・重症化していく医学的な理由です。
傾いた地盤を直し、再び思い切り振り抜ける身体を取り戻すために
あなたの肘を破壊し続けているのは、腕の使いすぎではなく、「全身の構造的なエラー」です。薬で痛みを誤魔化しながら騙し騙しプレーを続ける生活から抜け出すためには、ヒビ割れを塞ぐだけでなく、傾いた地盤から確実に立て直す必要があります。
当院では、慢性的な肘の痛みに対し、根本原因に直接アプローチする施術を行っています。
「骨盤矯正」によって力強い運動連鎖を生み出す強固な地盤(土台)を作り直し、「筋膜リリース」によって肩甲骨から前腕にかけての滑らかな連動性を回復させ、「神経調整(鍼灸治療)」で過敏になりすぎた肘の痛覚ネットワークを正常に鎮静化させる。この3つの要素を緻密に組み合わせた独自のアプローチこそが、肘への異常な牽引力をゼロに近づけ、安全に競技へ復帰するための鍵となります。

バイオメカニクスが証明する根本改善。なぜ肘が痛いのに「骨盤や背中」を整えるのか
なぜ当院の根本治療において「骨盤矯正」「筋膜リリース」「神経調整(鍼灸)」という3つの要素が必要なのか、解剖学・運動学のエビデンスに基づき、そのメカニズムを紐解きます。
テニスのサーブやトップスピンは、下半身の踏み込みから骨盤が回り、胸椎(背骨)がしなり、その回転力が肩甲骨から腕へと伝わっていくダイナミックな「運動連鎖」です。 もし、日々のデスクワークなどで胸椎の動きがロックされ、背中が丸まっているとどうなるでしょうか。体幹で本来生み出すべきパワーが不足するため、身体は無意識のうちに末端の「肘や手首の力だけ」でラケットを強く振ろうとします。これが代償動作と呼ばれるものです。
だからこそ、肘が痛くても、まずは「骨盤矯正」によって力の発信源となる土台を安定させ、「筋膜リリース」によって胸椎や肩甲骨周りを縛り付けている組織の滑らかな連動性を取り戻す必要があるのです。さらに「神経調整(鍼灸)」を施すことで、長期間の痛みによって過敏になりすぎた肘の痛覚ネットワークを鎮静化させます。
肘局所(結果)にアプローチしつつ、体幹(根本原因)の機能を正常化させる。この論理的なステップを踏むことで初めて、一点に集中していた牽引ストレスが全身に分散され、症状の確実な改善をサポートすることが可能になります。
制限なく根本原因にアプローチするための「自費診療」という価値
最後に、あなたが最善の選択を迷わずに行えるよう、医療制度上の違いについて明確にお伝えします。
整骨院において「健康保険」が適用されるのは、法律により「急激な外力による明確なケガ(骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷)」のみに限られています。したがって、長年のスイングの癖や姿勢の崩れから生じた慢性的なテニス肘に対しては、健康保険の適用外となります。 また、保険診療の枠組みでは「痛い肘に数分間電気を当てて軽く揉む」といった局所的な対症療法しか法的に許されていません。
私たちは、テニス肘を本気で改善へと導くために、制限のない「自費診療」という形をとっています。自費診療だからこそ、国家資格保持者が時間をかけて全身の動作分析をおこない、骨盤や筋膜といった遠隔にある根本原因へ直接アプローチすることができるのです。

サポーターなしで強烈なスピンをかけられる腕は、一体どうやって取り戻すのでしょうか?
全身の軸を立て直す「骨盤矯正」、組織の癒着を解く「筋膜リリース」、痛みのループを断つ「神経調整」を統合した専門施術です。
長引く肘の激痛に耐え、ラケットを振るたびに顔をしかめる日々から抜け出したい。そんな切実な思いを抱えるあなたへ、私たち国家資格保持者が提供する「根本からの解決策」の全貌を、医学的根拠をもってお伝えします。
当院がおこなうのは、悲鳴を上げる肘をただ冷やしたり、揉んだりする対症療法ではありません。「骨盤矯正 × 筋膜リリース × 神経調整(鍼灸治療)」という3つの専門的なアプローチをシームレスに組み合わせることで、強靭なスイングに不可欠な「構造・動き・伝達」を根底から正常化する独自メソッドです。
1つでも欠ければ手打ちは直らない。「三位一体」が必須である医学的理由
なぜ、この3つの組み合わせがテニス肘の再発予防と早期復帰に向けた重要な鍵となるのでしょうか。それは、ダイナミックなスイングが全身の精緻な連動によってのみ成り立つからです。
1. 骨盤・骨格調整で「構造」の土台を創る まずは強力なサーブやストロークの起点となる骨盤と、体幹のしなりを生み出す胸椎(背骨)のバランスを整えます。下半身からのパワーを上半身へスムーズに伝える「構造」の土台が再構築されなければ、腕の力に頼る手打ちの癖はなかなか抜けません。
2. 筋膜リリースで「動き」の連動性を引き出す 土台が整っても、肩甲骨から前腕にかけての組織がこわばっていては、インパクトの瞬間に肘への負担が集中しやすくなります。手技によって筋膜の緊張を丁寧に緩め、筋肉が摩擦なくスムーズに伸縮できる「動き」の環境を作ります。これにより、肘への過剰な牽引ストレスの軽減を目指します。
3. 鍼灸施術で身体の緊張を和らげる 長期間の不調を我慢しながらプレーしていると、身体は「ラケットを振ると痛い」と過剰に警戒し、無意識に筋肉をこわばらせてしまいます。鍼灸の力でこの過敏になった状態を優しく鎮め、無意識の力みを解いて筋肉が本来の働きを発揮できるようサポートします。
構造、動き、伝達。この3つのバランスが整うことで、スイングの運動連鎖が繋がり、肘にかかる負担を根本から減らすことが可能になります。三位一体で全身をチューニングするからこそ、長引く慢性的な肘の違和感に対しても、着実な症状の改善をサポートできるのです。
臨床現場が語る「回復の目安」と、プロとしての誠実なお願い
「週末の試合に間に合わせたいが、どのくらい通えば思い切りプレーできるようになるのか?」 この切実な疑問に対し、これまで数多くのスポーツの不調と向き合ってきた国家資格保持者として、当院における一般的な施術の「目安」を誠実にお伝えします。
筋肉の完全断裂等の大きな損傷がなく、サーブ時などの動作に伴う肘の違和感である場合、お身体の状態によって個人差はございますが、まずは3〜5回程度の施術を重ねる中で、局所への負担が減り、動作時の変化を感じていただくことを最初のステップとしております。
そこから、特定の部位に無理な負荷をかけない「正しい身体の連動性」を定着させ、ご不安なくコートに立ってプレーできる身体づくりをサポートする期間として、約2〜3ヶ月間ほど並走させていただくケースが標準的な目安となっております。
中野駅北口周辺で肘の痛みに悩み、ラケットを置こうか迷っているあなたへ
「もう、以前のような重いボールは打てないのかもしれない」 度重なる痛みの再発と、終わりの見えない対症療法のループの中で、大好きなテニスを諦めかけてはいませんか。
どうか、ラケットをバッグの奥深くに仕舞い込む前に、私たちにご相談ください。 中野駅北口周辺でサーブ時の肘の痛みに悩み、どこに行けばいいか分からないと迷っている方にとって、当院が頼れるパートナーでありたいと願っています。私たちは、中野駅北口の皆様の健康な生活と充実したスポーツライフをサポートする専門家として存在しています。
全力で、あなたのコートへの完全復帰をサポートします。
※「テニス肘(上腕骨外側上顆炎)」は、スポーツ以外の家事やデスクワークでも多く発症します。手首を反らす筋肉(短橈側手根伸筋)の付着部の炎症メカニズムについて、詳しくは「日本整形外科学会「テニス肘」の解説ページ」も併せてご参照ください。

当院の臨床レポート【40代女性】
■ 患者様プロフィール
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患者様:40代女性
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スポーツ歴:週末テニスプレイヤー(歴5年)
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主訴:バックハンドでボールを打つ瞬間に右肘の外側に痛みがある。フライパンを持ち上げるときも痛むようになった。
■ 動作確認と評価
触診にて、右肘外側(短橈側手根伸筋の起始部付近)の強い緊張と圧痛を確認。さらに全身の動作分析を行ったところ、股関節の柔軟性低下と胸椎(背骨)の回旋制限がみられた。下半身からの力を体幹を通してスムーズに伝えきれず、腕の力に頼ってボールを打ちにいく「手打ち」の代償動作が、肘への過剰な負担に繋がっていたと考えられる。
■ 当院でのオーダーメイド施術
炎症により過敏になっている肘局所への強い刺激は避け、力の伝達ロス(運動連鎖の機能不全)を整えるための全身構造へのアプローチを優先的に行いました。
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胸椎と股関節の可動域改善:制限のあった胸椎の動きと股関節の柔軟性を、骨盤周辺のバランス調整と手技によってサポート。下半身からの力を上半身へ無理なく伝える土台を構築しました。
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肩甲骨の滑走性向上と前腕の緊張緩和:スイングの起点となる肩甲骨の動きを促し、肘の付着部を直接引っ張る前腕筋群の過緊張を緩和。肘局所にかかる物理的な牽引ストレスを軽減するよう働きかけました。
■ 経過および施術後の変化
お仕事の都合上、週1回のペースにて施術をスタート。3〜4回目の状態評価を行う頃には、まずは日常生活の中での痛みの軽減を実感していただきました。その後、段階的にショートラリーでの負荷テストを取り入れながら、約1ヶ月半(計7回)のアプローチを経て、バックハンドでのフルスイングでも肘への違和感が出にくい状態へと改善がみられました。
※スポーツ復帰までの期間や施術回数、状態の変化には個人差があります。お一人おひとりの競技特性や身体のクセに合わせた丁寧な評価が必要です。
【この記事の執筆者】スポルト鍼灸整骨院 中野店 院長

大石 泰範(おおいし やすのり)
保有資格:厚生労働大臣認可/柔道整復師(国家資格)
臨床経験:26年(延べ8万人以上の施術実績)
得意な施術:「スポーツ外傷・障害」、「ストレートネック」「首・肩の痛み」、またそれらに伴う頭痛への施術を得意としています。
ご挨拶:地域の皆様の痛みに寄り添い、根本改善を目指す施術を行っています。どこに行っても良くならなかったお身体の不調、ぜひ一度ご相談ください。
《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》

















