坐骨神経痛のストレッチ〈中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院」〉

2024年07月5日

坐骨神経痛のストレッチ:痛みを和らげるための効果的な方法

こんにちは。

中野区の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」です。 今回は坐骨神経痛に効果的なストレッチについて詳しくお話しします。

 

坐骨神経痛は、腰から足にかけて走る坐骨神経が圧迫されることで生じる痛みです。

この痛みは、しびれや刺すような感覚を伴うことが多く、日常生活に大きな支障をきたします。

坐骨神経痛の原因としては、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、筋肉の緊張などが挙げられます。これらの原因による神経の圧迫を和らげるためには、適切なストレッチが非常に有効です。

 

 

以下に、坐骨神経痛に効果的なストレッチ方法を詳しく紹介します。

ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングスは太ももの裏側に位置する大きな筋肉群で、この筋肉が硬くなると坐骨神経が圧迫されやすくなります。

ハムストリングスの柔軟性を高めるためのストレッチ方法は、まず床に座り、片足をまっすぐに伸ばし、もう片方の膝を曲げて外側に開きます。伸ばした足のつま先に向かって体を前屈させ、可能な範囲でつま先をつかむようにしましょう。15秒から30秒間、この姿勢を維持し、反対側も同様に行います。

梨状筋のストレッチ

梨状筋は臀部の深部に位置し、坐骨神経と密接な関係があります。この筋肉が緊張すると坐骨神経が圧迫されやすくなるため、ストレッチが重要です。

床に仰向けになり、片方の足を反対側の膝の上に乗せます。その後、足を乗せた膝を両手で抱え、胸に引き寄せます。この時、臀部に伸びを感じるはずです。20秒から30秒間保持し、反対側も同様に行います。

腰部のストレッチ

腰部のストレッチも坐骨神経痛の緩和に有効です。

四つん這いの姿勢をとり、背中を丸めるようにして頭を下げる「キャットストレッチ」と、背中を反らせて頭を上げる「カウストレッチ」を交互に行います。これを数回繰り返すことで、腰回りの筋肉を柔軟にし、坐骨神経の圧迫を和らげる効果があります。

腸腰筋のストレッチ

腸腰筋は股関節前部の筋肉で、この部分の柔軟性を保つことも重要です。

片膝を立て、もう片方の膝を床につけます。前に出した足を90度に曲げ、骨盤を前に押し出すようにします。この姿勢で20秒から30秒間保持し、反対側も同様に行います。

 

坐骨神経痛は日常生活に大きな影響を与える厄介な症状ですが、適切なストレッチを行うことで、その痛みを大幅に軽減することができます。

ハムストリングス、梨状筋、腰部、腸腰筋の各ストレッチを組み合わせることで、坐骨神経への圧迫を緩和し、筋肉の柔軟性を高めることが可能です。正しいストレッチとケアで、より快適な生活を取り戻しましょう。

スポルト鍼灸整骨院 中野店では、坐骨神経痛に関する専門的なアドバイスや施術を提供しておりますので、お気軽にご相談ください。