中野区でシンスプリントでお悩みの方はスポルト鍼灸整骨院 中野店にご相談下さい！

シンスプリント（脛骨過労性骨膜炎）は、運動中に下肢に痛みを引き起こす一般的なスポーツ障害です。痛みは主に足首に近い下腿内側の1/3部分に集中し、運動開始時に強く現れます。これは、脛骨後縁の筋膜や軟部組織に炎症が生じるためです。

シンスプリントの主な原因は、ランニングやジャンプ、急な方向転換、ストップ動作などの繰り返しによる下腿の筋肉への過度な負荷です。このような動作は脛骨周囲の筋肉や骨膜に微小な損傷を引き起こし、炎症をもたらします。特に、運動量の急激な増加、不適切なフットウェアの使用、不良なランニングフォームがリスクを高めます。また、扁平足や高アーチなどの足のアライメント異常もシンスプリントのリスクを高める要因です。

足には、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つのアーチがあります。これらのアーチは、歩行や運動時に足底で発生する衝撃を吸収し、体重を適切に分散させる役割を果たしています。

内側縦アーチは踵骨から距骨、舟状骨、楔状骨、第1から第3中足骨までを含む列で、ショック吸収の役割を担います。外側縦アーチは踵骨、立方骨、第4および第5中足骨から成り、体重を支える機能を持っています。横アーチは遠位列の足根骨が横向きに並んだアーチで、足底の安定性に寄与します。

しかし、扁平足ではこれらのアーチが低下し、足底が平坦になるため、下肢全体にかかる負荷が増加し、シンスプリントを引き起こしやすくなります。

 

 

シンスプリントの治療には、まず痛みを引き起こす活動の制限が必要です。休息を取ることで、筋肉や骨膜の炎症を鎮めることができます。さらに、アイシングを行うことで痛みと炎症を軽減し、ストレッチと強化運動で下肢の筋肉を柔軟に保ち、強化することが有効です。適切なフットウェアの選択も重要で、アーチサポートが充実したシューズやインソールの使用が推奨されます。

シンスプリントは、適切なケアと予防策を講じることで管理可能な障害です。痛みを感じたら早めに対応し、再発を防ぐための対策を取ることが大切です。

「シンスプリント」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。

自宅でのセルフケア

シンスプリントを改善するために自宅でできるセルフケア方法を紹介します。

まず、痛みを軽減するためにアイシングが効果的です。運動後や痛みが強い時には、氷嚢を痛む箇所に15〜20分間あてて炎症を抑えましょう。また、下腿のストレッチも重要です。特にアキレス腱や脛骨前面の筋肉をしっかりと伸ばすことで、筋肉の柔軟性を高め、負担を軽減することができます。

さらに、シンスプリントの予防には足底のアーチサポートが欠かせません。扁平足の方は、アーチサポート付きのインソールを使用すると良いでしょう。これにより、足のアライメントを改善し、下肢にかかる負担を均等に分散できます。また、適切なフットウェアの選択も重要です。クッション性の高いランニングシューズや、足に合ったサイズのシューズを選びましょう。

最後に、適度な休息を取り入れることも大切です。過度なトレーニングを避け、筋肉や骨膜にかかる負担を軽減することで、シンスプリントの症状を改善しやすくなります。

痛みがひどい場合は鎮痛剤を使用することも考えられますが、自己判断での使用は避け、専門家の指示に従ってください。

また、間違った知識や方法でのセルフケアは、反って状態を悪化させる場合もあります。症状に改善がない場合は、医師や専門家に相談し、症状が悪化する前に適切な治療を受けることが重要です。

整形外科を受診する

シンスプリントの治療において、整形外科ではまず痛みの軽減と炎症の抑制を目的とした対症療法が行われます。

初期段階では、非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）の使用が推奨され、これにより炎症と痛みを和らげます。また、痛みが強い場合には局所的なステロイド注射が行われることもあります。

手術療法は、通常、保守的な治療が効果を示さない重度のケースに限られます。骨膜の剥離や筋膜の解放などが行われることがあります。

次に、理学療法士によるストレッチや筋力強化の指導が行われ、特に下腿の筋肉を柔軟に保つためのエクササイズが推奨されます。これにより、筋肉と骨膜への負担を軽減し、再発を防ぐことが可能です。また、足底のアーチサポートを目的としたオーソティックデバイス（インソール）の使用も一般的です。これにより、足のアライメントを改善し、負担の分散を図ります。

しかし、薬物療法は対症療法であり、根本的な解決には至りません。1分でも早く痛みを止めたいという場合には有効ですが、痛みを引き起こした原因が改善される訳ではありません。

手術療法は体への侵襲性が高いという点にも留意するべきです。

また、原因のハッキリしない症状に対しては、痛み止めが処方されて、あとは経過を観るという保存療法が整形外科での基本的なアプローチです。

整骨院での治療を選択する

シンスプリントの治療において、整骨院では多角的なアプローチが取られます。

まず、骨盤矯正による姿勢の改善が重要です。骨盤の歪みを整えることで、下肢全体のアライメントが正され、足底や下腿にかかる負担が軽減されます。これにより、シンスプリントの症状を根本から改善することが可能です。

さらに、手技療法やストレッチも効果的です。手技療法では、筋膜リリースやマッサージを通じて筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。ストレッチは、下腿の筋肉やアキレス腱の柔軟性を高めるために行われ、これにより筋肉への負荷を減らします。

鍼灸治療もシンスプリントの治療において重要な役割を果たします。鍼治療では、経絡に沿って鍼を刺し、気の流れを整えることで、痛みの緩和と炎症の抑制を図ります。また、鍼には局所的な血行を促進し、治癒を早める効果があります。灸治療では、温熱刺激を用いて筋肉の緊張を緩和し、リラクゼーション効果を高めます。これにより、筋肉の柔軟性が向上し、再発防止にも繋がります。

整骨院では、患者一人ひとりの症状に合わせた個別の治療プランを提供し、シンスプリントの効果的な治療を目指します。

整骨院で行われる治療の留意点としては、整骨院では手技が中心として行われるため、施術者によって治療技術や知識にバラつきがあるという点です。

正しい理論やエビデンスに基づいた効果的な手技が行われているか、見極める必要があるかも知れません。

どのような治療理念に基づいて、どのような治療を行っている整骨院を選択するか？が重要になります。

 

 

スポルト鍼灸整骨院の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。

神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。

身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

 

「骨盤矯正」を中心に、背骨や骨盤を正常な状態に戻す治療を行います。

土台である骨盤の上に、大黒柱の背骨がのります。ここがいわゆる体の要(かなめ)、運動力学的にも最も重要な部分です。

土台の骨盤を正しいポジションに安定させ、上の柱(背骨)が正常なS字カーブを取り戻すことにより、お体全体の不均衡を修正し、痛みの根本原因を改善します。

「筋膜リリース」を組み合わせて、痛みやシビレを緩和します。

「骨盤矯正」に「筋膜リリース」を組み合わせた治療により、股関節・仙腸関節など骨盤周りの筋肉の柔軟性を高め、血行やリンパの流れを改善し、痛みやシビレを緩和する治療も合わせて行います。

骨盤が正しいポジションに戻り、筋肉の緊張(コリ)を取り除くことで、内臓の働きが活発になり、ホルモンバランスまでが改善されます。

「神経調整」で記憶された痛みをリセットします。

長期間、同じような状態がが続くと、他の組織と同じように神経も疲労してしまいます。

痛みやシビレに対して、感覚異常や知覚鈍麻が現われたり、逆に刺激に対して過敏に反応してしまう症状を引き起こします。

スポルト鍼灸整骨院 中野店では、「骨盤・骨格矯正」「筋膜リリース」に「鍼灸治療」を組み合わせた神経調整を行い、過敏になった神経を鎮め、脳が記憶してしまった痛みをリセットします。

 

 

「スポルト鍼灸整骨院 中野店」の考える健康の定義とは、「痛みもなく快適な日常生活が送れて、自分のやりたい事ができること」「身体的・精神的に調和が取れて安定していること」です。

目の前の痛みを取るだけでなく、その根本的な原因にアプローチして「元に戻らない体作り」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。

痛みが取れた時点で治療を終えられて、また同じような痛みの再発で再び来院される方がとても多くいらっしゃいます。

痛みが取れても、根本的な原因を解決して「元に戻らない体作り」をしなければ、何度も同じことを繰り返してしまいます。

「スポルト鍼灸整骨院 中野店」では、その治療のプロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。

検査やカウンセリングにより患者様お1人お1人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、骨盤矯正に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせて根本から改善します。

身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素全部にアプローチ出来るのが特徴です。

皆様のお悩みが根本的に改善されるよう、私たちは本気で施術に当たらせて頂きます。

長い間同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないという方は、是非一度ご相談下さい。

 

 

 

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》