外反母趾

  • 足の親指の付け根が変形している…
  • 歩くと足の付け根が痛い…
  • 足の裏に魚の目やたこができている…
  • ヒールや幅の狭い靴をよく履く…
  • O脚である…

「外反母趾」の原因と症状 | 中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」

外反母趾(がいはんぼし)は、親指の付け根である第一中足趾関節が外側に曲がり、親指が他の趾に重なるような変形を伴う病態で、骨の変位によって足の内側に突出した部分、バニオンと呼ばれる部位が形成されるのが特徴です。

痛みや不快感、さらには歩行困難を引き起こすため、日常生活に大きな影響を及ぼします。

外反母趾の主な原因としては、靴の影響が挙げられます。特に、先の細いハイヒールやパンプスは、つま先部分に圧力を集中させるため、外反母趾の発生リスクを高めます。また、足のアーチが低下している扁平足の人や、母趾が他の趾よりも長い人も外反母趾を発症しやすいとされています。さらに、関節リウマチや痛風といった全身疾患も、外反母趾のリスクを高める要因となります。

外反母趾の症状は、多岐にわたります。外見上の変形だけでなく、歩行時や靴を履いた際の痛み、親指の付け根の炎症、赤み、腫れ、硬くなった皮膚、そしてたこの形成などが見られます。

また、親指の関節の可動域が狭くなるため、動かしにくくなることもあります。重症化すると、炎症が強くなり、靴を履かなくても歩かなくても痛みを感じるようになります。

 

 

外反母趾の治療方法は、症状の重さや患者の生活スタイルによって異なりますが、初期段階では非手術的治療が推奨されます。

具体的には、靴の選び方の改善、インソールの使用、足のストレッチやエクササイズなどが挙げられます。痛みが強い場合には、痛み止めの薬や抗炎症薬の使用も有効です。

一方、重症の場合や非手術的治療で効果が見られない場合には、手術が検討されます。手術では、変形した骨を矯正し、正しい位置に固定することで痛みを軽減し、歩行を改善することが目指されます。手術後のリハビリテーションも重要であり、足の機能を回復させるためのエクササイズやリハビリプログラムが行われます。

外反母趾の予防には、適切な靴の選択が第一です。足に合った靴を選ぶこと、ハイヒールの使用を控えること、足の筋力を強化するエクササイズを行うことが予防につながります。外反母趾の発症を防ぐためには、日常的に足のケアを行い、症状が現れた場合は早期に対処することが重要です。

 

「外反母趾」改善のための3つの選択肢 | 中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」

「外反母趾」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。

自宅でのセルフケア

外反母趾の改善には、自宅でできるセルフケアもあります。

まず、適切な靴選びが重要です。足に合った広いつま先部分を持つ靴を選び、ハイヒールの使用を控えましょう。次に、足のアーチをサポートするためにインソールを使用することが推奨されます。

足の筋力を強化するためには、足指を使ったエクササイズが有効です。例えば、タオルを足の指で掴むタオルグリップ運動や、足指を広げるストレッチが効果的です。さらに、バニオンパッドやトゥスペーサーを使用して、親指の圧力を軽減し、適切な位置に保つことも重要です。

これらのセルフケアを継続することで、外反母趾の症状を軽減し、進行を防ぐことができます。

痛みがひどい場合は鎮痛剤を使用することも考えられますが、自己判断での使用は避け、医師の指示に従ってください。

また、間違った知識や方法でのセルフケアは、反って状態を悪化させる場合もあります。症状に改善がない場合は、医師や専門家に相談し、症状が悪化する前に適切な治療を受けることが重要です。

整形外科を受診する

整形外科では、外反母趾の治療に様々な方法が用いられます。

まず、非手術的治療として、足のアーチをサポートするためのインソールや、親指の圧力を軽減するバニオンパッドの使用が推奨されます。痛みや炎症が強い場合には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの薬物療法が行われます。これにより、炎症や痛みが軽減され、患者の生活の質が向上します。

症状が進行している場合や非手術的治療が効果を示さない場合には、手術が検討されます。手術では、変形した骨を矯正し、正常な位置に固定する骨切り術や、関節の一部を除去して再配置する関節形成術が行われます。術後のリハビリテーションも重要で、足の機能回復を目指したエクササイズやストレッチが行われます。

しかし、薬物療法は対症療法であり、根本的な解決には至りません。1分でも早く痛みを止めたいという場合には有効ですが、痛みを引き起こした原因が改善される訳ではありません。

手術療法は体への侵襲性が高いという点にも留意するべきです。

また、原因のハッキリしない症状に対しては、痛み止めが処方されて、あとは経過を観るという保存療法が整形外科での基本的なアプローチです。

整骨院での治療を選択する

整骨院では、外反母趾の治療に総合的なアプローチが取られます。

まず、骨盤矯正を行うことで全身の姿勢を正し、足への不必要な負担を軽減します。正しい姿勢を保つことで、外反母趾の進行を抑え、改善を促進します。

手技療法では、関節の可動域を広げることを目的として、足の関節や筋肉の硬直を緩和します。これにより、血行が促進され、炎症や痛みが和らぎます。また、ストレッチも足の筋肉を柔軟に保ち、硬くなった組織をほぐすことで、外反母趾の症状を軽減します。

足のアーチをサポートするためのインソールや、親指の圧力を軽減するバニオンパッドの使用なども検討されます。

鍼灸治療では、特定のツボに鍼を刺すことで、体内の気の流れを整え、自然治癒力を高めます。外反母趾の場合、足の周囲のツボを刺激することで、痛みを緩和し、炎症を抑えます。

また、血流を改善することで、患部の治癒を促進します。鍼の刺激は、筋肉の緊張をほぐし、神経の過敏性を減少させる効果もあります。

これらの治療法を組み合わせることで、整骨院では外反母趾の痛みや不快感を効果的に軽減し、再発を防ぎます。

整骨院で行われる治療の留意点としては、整骨院では手技が中心として行われるため、施術者によって治療技術や知識にバラつきがあるという点です。

正しい理論やエビデンスに基づいた効果的な手技が行われているか、見極める必要があるかも知れません。

どのような治療理念に基づいて、どのような治療を行っている整骨院を選択するか?が重要になります。

スポルト鍼灸整骨院 中野店の行う「外反母趾」に対する治療

 

 

スポルト鍼灸整骨院の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。

神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。

身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

 

「骨盤矯正」を中心に、背骨や骨盤を正常な状態に戻す治療を行います。

土台である骨盤の上に、大黒柱の背骨がのります。ここがいわゆる体の要(かなめ)、運動力学的にも最も重要な部分です。

土台の骨盤を正しいポジションに安定させ、上の柱(背骨)が正常なS字カーブを取り戻すことにより、お体全体の不均衡を修正し、痛みの根本原因を改善します。

「筋膜リリース」を組み合わせて、痛みやシビレを緩和します。

「骨盤矯正」に「筋膜リリース」を組み合わせた治療により、股関節・仙腸関節など骨盤周りの筋肉の柔軟性を高め、血行やリンパの流れを改善し、痛みやシビレを緩和する治療も合わせて行います。

骨盤が正しいポジションに戻り、筋肉の緊張(コリ)を取り除くことで、内臓の働きが活発になり、ホルモンバランスまでが改善されます。

「神経調整」で記憶された痛みをリセットします。

長期間、同じような状態がが続くと、他の組織と同じように神経も疲労してしまいます。

痛みやシビレに対して、感覚異常や知覚鈍麻が現われたり、逆に刺激に対して過敏に反応してしまう症状を引き起こします。

スポルト鍼灸整骨院 中野店では、「骨盤・骨格矯正」「筋膜リリース」に「鍼灸治療」を組み合わせた神経調整を行い、過敏になった神経を鎮め、脳が記憶してしまった痛みをリセットします。

 

 

「スポルト鍼灸整骨院 中野店」の考える健康の定義とは、「痛みもなく快適な日常生活が送れて、自分のやりたい事ができること」「身体的・精神的に調和が取れて安定していること」です。

目の前の痛みを取るだけでなく、その根本的な原因にアプローチして「元に戻らない体作り」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。

痛みが取れた時点で治療を終えられて、また同じような痛みの再発で再び来院される方がとても多くいらっしゃいます。

痛みが取れても、根本的な原因を解決して「元に戻らない体作り」をしなければ、何度も同じことを繰り返してしまいます。

「スポルト鍼灸整骨院 中野店」では、その治療のプロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。

検査やカウンセリングにより患者様お1人お1人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、骨盤矯正に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせて根本から改善します。

身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素全部にアプローチ出来るのが特徴です。

皆様のお悩みが根本的に改善されるよう、私たちは本気で施術に当たらせて頂きます。

長い間同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないという方は、是非一度ご相談下さい。

 

 

 

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》