膝の痛み
- もう正座はできない…
- 膝が変形していると思う…
- 膝が痛くて長距離は歩けない…
- よく膝に水がたまる…
- 骨粗しょう症と言われた…
「膝の痛み」の原因と症状 | 中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」
膝の痛みは、特に中高年に多く見られる悩みの一つです。膝は人体の中でも重要な関節の一つであり、体重を支える役割を果たしているため、常に大きな負荷がかかり続けます。膝の痛みは、多くの場合、加齢とともに膝周りの筋肉が弱くなり、関節の軟骨がすり減ってくることが主な原因です。
変形性膝関節症は、膝の痛みの主要な原因の一つです。この疾患は、日常生活における体重の負荷や加齢による関節の変性から生じます。膝の軟骨がすり減り、慢性的な炎症や関節の変形が引き起こされる結果、膝に強い痛みや腫れが現れます。特に歩行時や椅子から立ち上がる際に痛みを感じることが多く、これが日常生活に大きな支障をきたします。
また、膝の痛みによる関節の可動域の制限も問題です。炎症によって滑液が溜まり(関節水腫)、膝の曲げ伸ばしに支障をきたすことがよくあります。このような状態が続くと、膝の機能が大幅に低下し、さらに痛みが悪化するという悪循環に陥ります。
膝の痛みを予防するためには、体重のコントロールが重要です。肥満は膝への負荷を増加させ、変形性膝関節症の発症リスクを高めます。適切な体重管理と、膝周りの筋力を維持するための運動が推奨されます。特に大腿四頭筋やハムストリングスの強化は、膝関節を安定させ、負荷を軽減する効果があります。
女性の場合、閉経によるホルモンバランスの変化も膝の痛みに影響を与える要因となります。閉経後の女性は骨密度が低下しやすく、骨粗しょう症のリスクが高まります。これにより膝の軟骨がさらにすり減りやすくなり、膝の痛みが増すことがあります。
さらに、O脚やX脚といった膝のアライメント異常も膝の痛みの原因となります。O脚では膝の内側に過剰な負荷がかかりやすく、これが軟骨のすり減りを促進します。また、日本人は生活習慣や食生活の影響でO脚になりやすい傾向があります。例えば、畳の生活や正座などの習慣が膝に過度の負荷を与え、これが長期的には膝の痛みを引き起こすことがあるのです。
膝の痛みは、多くの人々にとって避けられない課題ですが、適切な知識と対策を持つことで、その影響を最小限に抑えることが可能です。
「膝の痛み」改善のための3つの選択肢 | 中野の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 中野店」
「膝の痛み」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。
自宅でのセルフケア
膝の痛みを改善するために自宅でできるセルフケアには、いくつかの効果的な方法があります。
まず、膝周りの筋力を強化するための運動が重要です。特に大腿四頭筋やハムストリングスをターゲットにしたエクササイズを行うことで、膝関節を安定させ、負担を軽減できます。例えば、膝を軽く曲げた状態でのスクワットや、仰向けに寝た状態でのブリッジ運動が有効です。
また、ストレッチも欠かせません。膝の柔軟性を高めるために、大腿筋膜張筋や腓腹筋のストレッチを行いましょう。
さらに、膝に炎症がある場合は、アイシングを行うことが推奨されます。冷却することで炎症を抑え、痛みを軽減できます。最後に、体重管理も重要です。適切な食事と運動で健康的な体重を維持することが、膝の痛みの予防と改善につながります。
痛みがひどい場合は鎮痛剤を使用することも考えられますが、自己判断での使用は避け、医師の指示に従ってください。
また、間違った知識や方法でのセルフケアは、反って状態を悪化させる場合もあります。症状が続く場合は、医師や専門家に相談し、症状が悪化する前に適切な治療を受けることが重要です。
整形外科を受診する
膝の痛みの治療において、整形外科では多岐にわたるアプローチが取られます。
まず、物理療法が基本となります。理学療法士によるリハビリテーションは、筋力強化や関節の柔軟性を高める運動を中心に行われます。
また、膝の炎症や痛みを軽減するために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やアセトアミノフェンといった薬物療法が用いられます。さらに、ヒアルロン酸注射やステロイド注射などの関節内注射も、膝の軟骨を保護し、炎症を抑えるために行われることがあります。
重度の変形性膝関節症などの場合には、手術療法が選択されることもあります。関節鏡視下手術や人工膝関節置換術(TKA)は、痛みの軽減と機能回復を目的としています。
しかし、薬物療法は対症療法であり、根本的な解決には至りません。1分でも早く痛みを止めたいという場合には有効ですが、痛みを引き起こした原因が改善される訳ではありません。
痛みが引いても、また再発しやすいという点には留意するべきです。
また、原因のハッキリしない症状に対しては、痛み止めが処方されて、あとは経過を観るという保存療法が整形外科での基本的なアプローチです。
整骨院での治療を選択する
整骨院における膝の痛みの治療は、多角的なアプローチで行われます。
まず、骨盤矯正による姿勢の改善が重要です。骨盤の歪みは膝に過度の負担をかけることがあるため、骨盤を正しい位置に戻すことで膝の痛みを軽減します。
また、手技療法やストレッチも併用されます。手技療法では、筋肉や関節を手で操作することで血行を促進し、痛みを和らげます。特にストレッチは、膝周りの筋肉の柔軟性を高め、関節の動きを改善するのに効果的です。
鍼灸治療は、整骨院で提供される膝の痛みの治療の中でも特に重要です。鍼灸治療では、鍼を使って特定のツボを刺激し、体内のエネルギーの流れを整えます。これにより、炎症を抑え、痛みを緩和する効果があります。膝の痛みに対する鍼灸治療では、膝周辺や関連する経絡に鍼を刺し、血流を改善し、自然治癒力を高めます。また、灸を用いて温熱効果を加えることで、さらに効果を高めることができます。
これらの治療法を組み合わせることで、膝の痛みを根本から改善し、再発を防ぐことが可能です。
整骨院で行われる治療の留意点としては、整骨院では手技が中心として行われるため、施術者によって治療技術や知識にバラつきがあるという点です。
正しい理論やエビデンスに基づいた効果的な手技が行われているか、見極める必要があるかも知れません。
どのような治療理念に基づいて、どのような治療を行っている整骨院を選択するか?が重要になります。
スポルト鍼灸整骨院 中野店の行う「膝の痛み」に対する治療
スポルト鍼灸整骨院の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。
神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。
身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。
「骨盤矯正」を中心に、背骨や骨盤を正常な状態に戻す治療を行います。
土台である骨盤の上に、大黒柱の背骨がのります。ここがいわゆる体の要(かなめ)、運動力学的にも最も重要な部分です。
土台の骨盤を正しいポジションに安定させ、上の柱(背骨)が正常なS字カーブを取り戻すことにより、お体全体の不均衡を修正し、痛みの根本原因を改善します。
「筋膜リリース」を組み合わせて、痛みやシビレを緩和します。
「骨盤矯正」に「筋膜リリース」を組み合わせた治療により、股関節・仙腸関節など骨盤周りの筋肉の柔軟性を高め、血行やリンパの流れを改善し、痛みやシビレを緩和する治療も合わせて行います。
骨盤が正しいポジションに戻り、筋肉の緊張(コリ)を取り除くことで、内臓の働きが活発になり、ホルモンバランスまでが改善されます。
「神経調整」で記憶された痛みをリセットします。
長期間、同じような状態がが続くと、他の組織と同じように神経も疲労してしまいます。
痛みやシビレに対して、感覚異常や知覚鈍麻が現われたり、逆に刺激に対して過敏に反応してしまう症状を引き起こします。
スポルト鍼灸整骨院 中野店では、「骨盤・骨格矯正」「筋膜リリース」に「鍼灸治療」を組み合わせた神経調整を行い、過敏になった神経を鎮め、脳が記憶してしまった痛みをリセットします。
「スポルト鍼灸整骨院 中野店」の考える健康の定義とは、「痛みもなく快適な日常生活が送れて、自分のやりたい事ができること」「身体的・精神的に調和が取れて安定していること」です。
目の前の痛みを取るだけでなく、その根本的な原因にアプローチして「元に戻らない体作り」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。
痛みが取れた時点で治療を終えられて、また同じような痛みの再発で再び来院される方がとても多くいらっしゃいます。
痛みが取れても、根本的な原因を解決して「元に戻らない体作り」をしなければ、何度も同じことを繰り返してしまいます。
「スポルト鍼灸整骨院 中野店」では、その治療のプロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。
検査やカウンセリングにより患者様お1人お1人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、骨盤矯正に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせて根本から改善します。
身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素全部にアプローチ出来るのが特徴です。
皆様のお悩みが根本的に改善されるよう、私たちは本気で施術に当たらせて頂きます。
長い間同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないという方は、是非一度ご相談下さい。
《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》