高気圧酸素カプセル

  • タバコを止めたいけど、止められない…
  • 最近、体の代謝が落ちてる気がする…
  • いつも頭がスッキリしない…
  • とにかくケガを早く回復したい…
  • 二日酔いを早く解消したい…

高気圧酸素カプセルって何? | スポルト鍼灸整骨院 中野店

 

プロ野球選手が使用していることで、一躍その名を轟かせだ「高気圧酸素カプセル」。

TV・ラジオ等を中心に、マスコミにも随分取り上げられました。

その影響でスポルト整骨院 中野店にも「高気圧酸素カプセル」を試してみようと多くの方が来院されました。

 

そこで私達が感じたことなのですが、とかく話題先行で「プロのアスリートが使っていたから絶対すぐに効くハズだ。」「とにかくスゴイ効果だ。」という思い込みだけで来院する方が多く、高濃度酸素が何故効くのか、どうして高気圧状態にするのか、体にどういう効果をもたらすのか、など肝心なところをほとんどの方が知らないで「高気圧酸素カプセル」を使用されているということです…。

 

確かに「高気圧酸素カプセル」を利用することで、身体に非常に良い効果を得ることができます。

ですが「高気圧酸素カプセル」が何故身体に良い作用を与えるのかを理解しないでカプセルに入っても、効果が半減してしまいます。

「高気圧酸素カプセル」が何故効くのかを十分に理解した上で、継続的・定期的に使用する、これが一番良い効果を得られる方法だと思います。

 

皆様に「高気圧酸素カプセル」のメカニズムを十分に理解したうえで、素晴らしい効果をご実感下さい。

人間にとって大切な、大切な酸素 | スポルト鍼灸整骨院 中野店

 

人間は水なしでも数日間は生きることが可能ですが、酸素なしでは数分も生きていることが出来ません。

では人間の体の中で最も「酸素」を必要とする場所はどこでしょう?

 

答えは脳です。

 

脳は体が取り入れた酸素の約25%を消費します。それはドラム缶に換算すると1日10本前後にもなります。

もし酸素が不足した場合、脳はたちまち機能を失い、重大な障害を引き起こしてしまいます。

酸素の供給が途絶えると、脳はすぐに活動を停止し、そのまま30秒続くと脳細胞が破壊され始め、2~3分で再生不能の細胞死滅が起こります。

慢性的な脳細胞の酸素不足は、痴呆やうつ症状も起こしやすくします。

 

体内の酸素濃度が下がると、体にも様々な症状が起こり始めます。

手足の痺れ、動悸、息切れ、めまい、思考能力の低下、慢性的な疲労感などなど・・・。

 

今現在、日本における死因のトップはガンによるものですが、一方でガンを上回る勢いで激増している心臓病も決して見逃せません。

酸素欠乏が引き起こす代謝障害は、体内全ての細胞活動を低下させ、心臓病の原因のひとつになっています。

喫煙などは、その最たるものです。

 

心臓は1日約10万回も動いて全身に血液を送り続けています。

驚くべきことに、この心臓の活動を支えているのは、心臓を網目状に取り巻く「冠動脈」から供給される酸素だけなのです。

酸素が十分に補給されないと心臓の能力が低下し、効率よく血液を送り出すことが出来なくなります。

 

一方、最近では老若男女を問わず、自殺者が激増しています。

過労・心労など神経の酷使からくるノイローゼやうつ病など、これもすなわち酸素欠乏症なのです。

文明の発達に従って、ストレスによって精神は疲弊し、私達は知らず知らずのうちに酸素欠乏体質になっているのです。

 

では不足している酸素をどのように供給すればいいのでしょうか?

そこで酸素を効率よく体内に取り込むために開発されたのが「高気圧酸素カプセル」なのです。

 

酸素には2種類ある? | スポルト鍼灸整骨院 中野店

体内には「結合型酸素」と「溶解型酸素」2種類の酸素があります

「結合型酸素」は体内酸素量の99%を占め、赤血球中のヘモグロビンと結びつきます。

高濃度の酸素を摂取すれば、この「結合型酸素」の量をある程度増やすことは可能です。

ただし、結合するヘモグロビンの数には限りがあるため、全身に運搬できる酸素量には限界があります。

赤血球中のヘモグロビンの量を上回る量の「結合型酸素」が体内に運ばれることはありません。

酸素と結合するヘモグロビンは、末端の毛細血管より大きいため、ヘモグロビンと結合した「結合型酸素」は末端まで届きません。

全身をめぐる血管の約90%は毛細血管なのです。

 

「溶解型酸素」は血中のヘモグロビン量に比例しません

血液やリンパ液に直に溶け込み、ヘモグロビンの入り込めない末梢の毛細血管にまで届きます。

「毛細血管を通りやすい」ということは、体の隅々まで酸素が行き渡るということです。

酸素を体の隅々の細胞にまで供給するには、この「溶解型酸素」がより多く必要です。

しかし、血液やリンパ液にじかに溶け込む「溶解型酸素」の量は非常に少なく、通常の呼吸だけで増えることはありません。

そこで酸素を効率よく体内に取り込むために開発されたのが、「ヘンリーの法則」に基づく「高気圧酸素カプセル」なのです。

 

 

ヘンリーの法則とは・・・

ヘンリーの法則とは「気体が液体に溶解する量は、その気体の分圧(気圧)に比例する」という理論です。
高気圧の環境は、「ヘンリーの法則」に基づいて「溶解型酸素」の量を増やし、身体の隅々まで酸素を供給することで、細胞を活性化させることが可能なのです。

高気圧酸素カプセルの気圧は最大1.3気圧、酸素濃度も最大50%の高濃度酸素を供給することが可能です。

更にカプセル内には新鮮な高濃度酸素が供給されるため、ヘモグロビンと結びつく「結合型酸素」も多く供給できるのです。

血液中の酸素濃度が増えるということは、その酸素を運搬する赤血球が増えることであり、そのため血流量が増え、多量の血液が血管内に流れることになります。

 

血管を鉄道のレールに例えるなら、血液は貨物列車です

この貨物列車は酸素・栄養物・ホルモン・老廃物などを運んでいってくれます。

その際に、血管の内壁に付着したコレステロールなどの不純物を一緒に押し流し、血液そのものを浄化して、清浄な身体にするのです。

このように「酸素カプセル」は極めて理論的な形で体内の酸素量を増やすことが可能な装置なのです。